うおぬまデザインラボ

本日、魚沼市堀之内にてうおぬまデザインラボ主催のSTUDIES 003
「まちの始まり、建築の始まり」に参加させてもらいました。
街を再考し、盛り上がるために地元の建築関係者が集まり、レクチャーやエリアリノベーション等について考え、実行する場として、活動をされています。

今回のレクチャーには、建築家の能作 淳平さん、橋本 健史 さんをお迎えし、お二方のプロジェクトを通じてデザインの思考方法や社会との関わりについてプレゼンテーションされていました。

マスタープランなどの青写真を示す従来の建築家像とは異なり、状況に応じて流動的な姿勢のなかでコンテクストを活かす建築の在り方を模索する手法は、シャッター通りと呼ばれる中心市街地の空洞化に対して一石を投じる可能性を含んでいるかもしれません。

新潟県の「商店街エリアリノベーション創出事業」とはいえ、若い世代で街について考える素地をつくりだそうとする想いに十日町も負けてられないと思った次第です。

 

 

 

※写真は上:堀之内体育館(設計:宮脇檀 1996) 下:STUDIES 003
「まちの始まり、建築の始まり」